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遮音性能は、音源側と受音側の音圧レベル差を測定し、そのレベル差が遮音性能となります。
遮音性能の表示は、遮音等級の基準特性を用いてDr−40、Dr−50等という遮音等級で行います。遮音等級の求め方は、125〜4000Hzの各1オクターブ帯域における音源側と受音側の音圧レベル差を図中にプロットし、例えば、それらの値が全てDr−40の基準曲線を上回る時、その遮音等級はDr−40だということになります。(図-1)
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日本建築学会評価 Dr等級
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図-1のようなJIS A 1419-1(2000)「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法ー第一部:遮断性能」に示される空気遮断性能を評価するための基準曲線Drの周波数特性と等級を用いて評価します。各周波数における測定値をプロットし、結んだ曲線に対して、等級曲線を全て上回る一番高い等級曲線をその等級と読みます。(各周波数最大2dB許容)図-1で示した例では、Dr-40となります。また、ここで読んだ遮音性能Dr値を表-1、2のような評価表(日本建築学会推奨基準)を用いて評価しています。 |
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表-1 一般建築における遮音性能基準
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表-2 等級の意味 |
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図-1 遮音性能評価 Dr等級
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